この記事ではブラウザなどで表示される邪魔な広告を消してくれる便利なアプリ（280blocker、AdBlock）を紹介します。また、一般的な広告ブロックアプリのメリットについてと、実体験からくるトラブル事例も含めたデメリットも合わせて説明します。
私は2種類（星マーク）のアプリを約６ヶ月間使用しました。広告ブロックのアプリやプラグインは他にもたくさんあるので、皆様の環境に応じて選択してください。
- ★ 【iPhone/iPadアプリ】280blocker
- ★ 【Chromeプラグイン】AdBlock
- 【iPhone/iPadアプリ】Firefox Focus: プライバシーブラウザー
- 【iPhone/iPadアプリ】AdGuard ー Safariでしっかり広告ブロック
- 【iPhone/iPadアプリ】AdBlock
- 【Androidアプリ】Adblockブラウザー：広告のブロックと高速ブラウジング
- 【Androidアプリ】無料広告ブロッカーブラウザ: 広告そしてポップアップ ブロック
広告ブロックアプリのメリット
広告ブロックのアプリやプラグインをインストールすることで一般的には以下のようなメリットがあります。多くのユーザーにとって必要以上の広告は不快でしかありません。そのうざい広告を（全ての不要な広告を消してくれるわけではありませんが）ある程度は消してくれるので快適になります。
ただし、すべての広告が消えるわけではなく、ツールによっては消える広告に差があるので、各ツールの仕様をよく確認してからお使いください。私は『【iPhone/iPadアプリ】280blocker』と『【Chromeプラグイン】AdBlock』を使用しており、ある程度は次のような点の恩恵は受けることができます。
- ブラウザ上のWebサイトの企業広告を非表示にできる
- ブログのうざいアドセンス広告を非表示にできる
- ブラウザ上でみるYoutubeの広告も非表示にできる
例えば280blockerやAdBlockでは、以下のような広告などは消えないこともあるようです。ツールによっては消えてくれるものもあるかもしれません。ツールの広告削除の仕組みはおそらく公開されていないので、どのツールが自分に適した非表示処理を行うかはそのツールを試してみるしかありません。
広告ブロックアプリのデメリット（罠の２事例）
広告ブロックを使用して、実際にハマった事例を2件ご紹介します。
1Passwordアプリ登録のサインイン手続き消える！？事例
iOS/Android/Windows/主要ブラウザで使えるの1Passwordというパスワード管理アプリを購入してサインインする際に、サインインの手続きが進まずにめちゃくちゃハマった事例です。AdBlockのプラグイン入れたChromeから手続きを行っており、AdBlockを外してから手続きがうまく行ったので、おそらくこの広告ブロック機能が悪さをしてサインイン手続きを消してしまっていたと考えられます。
解決までの過程で、1PasswordアプリのサポートへQ&Aメールをしましたが、サポート側の担当者も同見解でした。その時の回答メールがこちらですが、かなり広告ブロックには悩まされている印象でした（笑）。
カエレバ・ヨメレバ広告が消える！？事例
ブログなどWebサイトを運営している人にとって広告は是非とも表示させたいものですが、その表示すべき広告が消えてしまうことがあるという事例です。冷静に考えればわかることですが、私の場合はブログを始める前にこの広告ブロックツールをインストールしていたため、頭から完全に抜けていて、とてもハマりました。みなさんも気をつけましょう！
また、なぜかSNSシェアボタンも広告とみなされて消えてしまうようです。
まとめ
以上、広告ブロックアプリのメリットとデメリット（罠）について解説しました。一見、読み手にとっては不要な広告が一括で消えるという点は大きいメリットに感じます。しかし、その広告ブロックのツールがどういうメカニズム（条件）で広告を消しているのかがわからないので、必要な情報まで消してしまうことがあるということは頭の片隅に入れて使用するべきですね。
ちなみに私はこれらのトラブルに疲弊し、今後も私の性格上、広告ブロックを使っていることを忘れてまた同じトラブルになることが予想できるので使用することをやめました。280blockerは有償で買ったのですが。。。
ただし繰り返しになりますが、上記のリスクを把握した上で使う分にはうざい広告にイライラすることなく非常に快適に情報収集ができるので優秀なツールになると思います。
ではまた！
