- サラリーマンが在宅でできるオススメの副業は?
- ネットに副業情報が多すぎて決められない。
- 目先のお金だけではなく、長期的に再現性のある副業をやりたい!
副業は一人で行うスモールビジネス。ビジネスには失敗はつきものです。
しかし、副業選びを失敗することは致命的。それは時間の浪費でしかありません。
にも関わらず『今すぐ稼げる』『カンタン』をウリにして、未来のあなたに活かせない副業を紹介している情報が本当に多いです。
私は2015年から個人事業主として副業をはじめ、今ではブログ運営・不動産経営・Webプログラミングなど本業と合わせて月200万以上の安定収入を得ています。しかしそこに至るまでの間、たくさんの遠回りをしてきました。
この記事では、長期的に副業で月5万円を稼ぎたいサラリーマンのために失敗しない副業の選び方とオススメ副業を紹介します。
この記事を読めば、ちまたでよくある『お手軽に稼げる副業』に飛びつかずに、将来のあなたに確実に役に立つ副業が見つかります!
サラリーマンの副業の選び方【5つの選考基準】
次の4つの基準で副業選びを行えば挫折や失敗をすることはありません。
- 【基準1】会社員のメリットを最大限に活かせるか?
- 【基準2】業界に将来性があるか?
- 【基準3】スキルアップできるか?
- 【基準4】働き方のスタンスが合うか?(フロー型・ストック型)
- 【基準5】継続が苦痛ではないか?
【基準1】会社員のメリットを最大限に活かせるか?
副業選びの際は、次のようなサラリーマンであるメリットを最大限に活かすべきです。
- 会社で身につけたスキル+経験がある
- 会社からの安定収入がある(副業で稼げなくても飯は食える)
ほぼ100%の時間を副業に費やせる学生や主婦、専業フリーランスに対し、サラリーマンの時間には限りがあります。そのため、同じ土俵(膨大な作業量)で戦ってしまってはどうしても不利になってしまいます。
サラリーマンなら『スキルを活かした職種で時間をかけて資産を育てる』という最強戦略がとれる!
【基準2】業界に将来性があるか?
その業界自体に将来性があるかという点は、副業選びに重要な基準になります。
衰退している業界でどんなに頑張っても将来的に稼げません。
このネット全盛やコロナ禍の時代で、対面を前提とするビジネスへの参画は不安だぞ...
【基準3】スキルアップできるか?
即金性のある副業よりも、稼ぐ力(スキル)が身につく副業を選びましょう。
なぜなら、スキルや資産の『稼ぐ力』は、長期的に安定した再現性のある収入をあなたに提供してくれるからです。
即金性のある仕事は、スキルを求められない単純作業であること多く、例えばアルバイトやアンケート回答などが該当します。
『稼ぐ力』がなければ、直近の生活費を稼いだところで『将来のお金への不安』から開放されない!
【基準4】働き方のスタンスが合うか?(フロー型・ストック型)
『確実な5万円』か『資産になる5万円』のどちらを目指すか決めましょう。
前者(確実な5万円)であれば、労働の対価にお金を稼ぐフロー型ビジネスで働くことになります。ただし、時給型よりは成果型で働く方がスキルアップに繋がります。
後者(資産になる5万円)であれば、ブログや不動産投資のようなストック型ビジネスになります。将来的に、不労所得として自動的にお金を得る仕組みを構築します。確実に稼げるわけではないという点で覚悟が必要です。
また、継続的に再現性ある働き方をするためには、在宅勤務ができるという点もポイントになるでしょう。
【オススメの副業タイプ】
副業を介してスキルが獲得でき、成果が資産になる可能性のある仕事(在宅勤務ができると尚良い)。
フロー型ビジネスの成果型 … プログラミング、動画編集 ...etc
ストック型ビジネス … ブログ、不動産投資 ...etc
【オススメしない副業のタイプ】
得るものはお金だけ。スキルも資産も残らない仕事。
フロー型ビジネスの時給型 … アルバイト、UberEats ...etc
【基準5】継続が苦痛ではないか?
最後にあなたがその副業を『生涯続けることができるか?』の基準で選定しましょう。
やはりその副業自体が好きでないと継続は難しい。
たとえばブログを選択したとして、『ブログを書くこと自体が好き』はもちろんのこと、そのブログが扱うジャンル自体も好きでないと厳しいでしょう。
『仕事だから好きだけでは選べない』という人は、せめて継続が苦痛でない副業を選択するようにしましょう。
サラリーマンにオススメの在宅副業5選
先の4つの基準から、サラリーマンでも在宅でもできる副業を5つ選考しました。
目先のお金を稼ぐことよりも、将来的に副業を軸に起業をしたり、現在の本業の職種を活かしたりできることを主眼においた選考になります。
【結論】
自身のオウンドメディア(ブログなど)持つ…、
副業社員・プログラミング・不動産投資・動画編集 …etc と組合せてスキルや資産を蓄積していこう。
【1位】オウンドメディア(ブログ・Youtube)
オウンドメディアとは『自社や個人のメディア』のこと。自分自身のブログ・Youtube・note ...etcを保有して運営していきます。
オウンドメディアを持っているか持っていないかで、今後の将来が大きく変わってくると言っても過言ではない。そのためダントツの1位としています。
自分が発信できる媒体を持ち、日々じわじわと更新して大きくしていくことで稼ぐ資産を作っていくのです。
次のような効果を狙ってオウンドメディアを運営していきます。
- お金稼ぎの方法が幅広く見つかってくる
- 自分や自分のビジネスのHPや名刺の代わりになる
- 自分の商品を販売する店舗代わりになる
- 広告収入になる
他の副業と比べ、お金稼ぎ以外の側面で将来的なビジネスに向けた価値・効果が絶大。軌道に乗せるまでの敷居は高いものの、ゆくゆくはネットの中で自分の力だけでお金が稼げるようになります。
【オウンドメディアのメリット】
- 場所と時間が制限されず納期もない
- 低投資でできる
- 資産型の収入になる → 不労所得
- 収入の期待値の上限が無い
- ライティング・マーケティング・セールスなどのスキルが得られる
- ネットの中で、自分の力だけで稼げるようになる
【オウンドメディアのデメリット】
- SEOなど攻略の知識が必要
- 稼ぐまでに時間がかかる
- 収入が不安定
【4つの基準による採点】
総合 |
★★★★★ |
収益化まではしんどいが、スキルアップや稼げる可能性に上限がない。将来的に起業・独立を目指す人にとってはやるべきこと。 |
①会社員のメリットを活かせる? |
★★★★☆ |
コンテンツによっては経験やスキルが活かせる。サラリーマンには既に収入があるため、収益化を焦らずに挫折しにくい。 |
②業界に将来性がある? |
★★★★☆ |
ブログなどは稼ぎづらいのは事実。成功の再現性も高くはない。ただし収益以外にもメリットが多々ある。 |
③スキルアップできる? |
★★★★★ |
ライティング・マーケティング・セールスの面で多くを学べる。 |
④働き方のスタンスは? |
★★★★★ |
ストック型で在宅勤務。 |
これからの時代、自分のビジネスを目指すなら最低一つはオウンドメディアを持っておくべき!
【2位】副業社員(副業プロ)
副業社員とは、会社の委託契約のかたちで重要な戦力として働く『プロの助っ人』です。クラウドソーシングよりもっと価値のある仕事ができる上位版と考えたらわかりやすいかもしれません。
企業側から『副業である』ことを認知されているため、在宅勤務や時間について理想の働き方がしやすく『重要で緊急度の低い価値のあるタスク』を任されやすい傾向があります。
いわゆる『お小遣い稼ぎの副業』とは一線を画し、委託元の正社員と同じような働き方をします。
副業社員・副業プロという名の新しい働き方とは? 派遣社員やクラウドソーシングと何が違う? どうやったら副業社員になれる? サラリーマンとしてスキルがあるあなたが、クラウドソーシングの一択で副業案件を決めてしまうと、[…]
【副業社員(副業プロ)のメリット】
- 時給が高い(2000円〜5000円)
- サラリーマンのスキルが最大限に活かせる
- 他社文化に触れられる貴重な経験ができる
- 柔軟な働き方ができる(例えば、週1回だけ働くなど)
【副業社員(副業プロ)のデメリット】
- フロー型ビジネスの時間給型である(ただし、バイトと違い効率は良い)
- 案件探しに苦労する
【4つの基準による採点】
総合 |
★★★★☆ |
時給型であはあるが、柔軟に働けて、本業・副業の両方に活きるスキル獲得が期待できる。『本業も頑張りたい』『転職にもつなげたい』という人にはオススメな副業。 |
会社員のメリットを活かせる? |
★★★★★ |
得意分野から会社を探すためスキルを活かせる。副業であることは採用元も理解しているため柔軟な働き方ができる。 |
業界に将来性がある? |
ー |
副業社員とは職種ではなく働き方を示すため採点対象外。 |
スキルアップできる? |
★★★★★ |
本業にも還元できるスキルが別の会社・文化で経験できる点は大きい。 |
働き方のスタンスは? |
★★★☆☆ |
フロー型+時間給ではあるが、在宅可である場合も多い。 |
『直近の収入・本業と副業のスキルUP・快適な働き方』を3つ同時に成立させる方法!
この副業社員は、厳密には職種ではなく働く手段を指すため、他の比較ランキング副業の職種とは少し毛色は違います。安定してお金を稼ぎつつ自身のスキルも伸ばせる画期的な手段であるためランクインしました。
【3位】プログラミング
依頼元からプログラミング開発の案件を請け負い、要求書や仕様書をINPUTとしてプログラミングした成果物を納品するお仕事です。
クラウドソーシングなどからの受注が一般的ですが、知人から直接受注する場合もある。もしくは先述の『副業社員』として委託契約での受注も有効です。
プログラミングのスキルが足りない場合は、スクールなどで数ヶ月ほど学んでから実践となります。
なぜ起業・副業でプログラミングがオススメ…? プログラミングだって結局は労働収入でしょ… 特定の技術を学ぶことが起業に活きる理由がわからない… 今はITを避けてビジネスをすることは困難な時代。IT知識を効果的に学習[…]
【副業としてのプログラミングのメリット】
- 受注案件の単価は高い傾向
- プログラミングのスキルのバリエーションが増える
- ITスキルが身につく
【副業としての副業プログラミングのデメリット】
- 学習の難易度は高め
- 時間労働であり、バグや技術にハマるリスクもある
【4つの基準による採点】
総合 |
★★★★☆ |
将来性もあり、独立しても安定して稼げるようになる再現性の高い職種。成果型で働くと激務になる可能性がある。 |
会社員のメリットを活かせる? |
★★★★☆ |
プログラミングの基礎を持っていれば転用はしやすい。技術的な作業はスケジュールが見通しづらく、本業との並走が足かせになる可能性がある。 |
業界に将来性がある? |
★★★★★ |
AI化など懸念はあるが、当面は需要が高い。 |
スキルアップできる? |
★★★★★ |
ジャンルを間違えなければ問題なし。ITスキルも身につく。 |
働き方のスタンスは? |
★★★★☆ |
フロー型+成果型。在宅での対応も可能。 |
激務になるリスクはあるもの、楽しめる人であれば収入も良いしスキルも残る魅力的な職種
【4位】不動産投資
不動産投資は、自分の不動産を持ち、それを賃貸して利益を得る副業です。投資対象にはアパート・マンション・戸建・駐車場スペースなどがあります。
サラリーマンであれば、物件購入時は平日にインターネットで物件を探し、土日に現地で状況確認を行うような流れになるでしょう。
入居者が決まりさえすれば、以降はほとんど手間がかからないので不動産投資はサラリーマンには適した副業と言えます。
【注意点】
不動産投資を取り巻く業界には闇が多い。素人だとプロにカモにされるため、たくさんの勉強・情報収集・人脈形成が成功への必須条件。
市場に出回っている物件の90%以上は不動産投資に適さない不良物件。残り10%の良物件を一部の限られた人(※)だけで回している。
※ 大手の不動産業者、個人の不動産投資プロ、大地主、代々の資産家など
» 関連記事|不動産投資は戸建の賃貸が最強説【戸建7棟オーナーが語る】
【不動産投資のメリット】
- 軌道にさえ乗れば、安定した不労所得になる
- レバレッジがかけやすい
- インフレ対策になる
【不動産投資のデメリット】
- まとまった資金が必要で、大抵は借り入れをすることになる
- 知識や情報の弱者は不良物件をつかまされるリスクがある
- 空室・災害・価格変動などのリスクがある
【4つの基準による採点】
総合 |
★★★★☆ |
不動産に関する知識と情報収集が成功のためには必須。初期投資がかかるなどリスクが多いが、意欲と探究心がしっかりあればサラリーマン向きの副業と言える。 |
会社員のメリットを活かせる? |
★★★★★ |
会社員の安定収入が社会的信用となり、借入の審査は通りやすく投資の面では有利になる。会社員のスキマ時間を活用する活動で十分に対応できる。 |
業界に将来性がある? |
★★★☆☆ |
人口減少など懸念はあるため、難易度は上がっている。 |
スキルアップできる? |
★★★★☆ |
不動産に関する知識は上がるが、他のビジネスまで共通で通用するものではない。 |
働き方のスタンスは? |
★★★★★ |
ストック型で在宅勤務が中心。 |
【5位】動画編集
動画編集の依頼を受けて納品するお仕事。Youtube編集、店舗や企業の広告動画編集、結婚式ムービー・子供の記録などの私的な動画 ...etc ジャンルは様々です。
YouTubeの編集案件の場合、1本あたり5,000円〜20,000円が相場。週に1〜2本仕上げていくイメージ。
最初は、案件探しに時間がかかりますが、継続発注してくれる人を見つけたら収入は安定します。
実際は動画編集のスキルだけで継続案件をとっていくことは難しく、要求を詰めたり、改善提案したりできるような交渉スキルがないと稼ぎ続けることは難しいでしょう。
【動画編集のメリット】
- 少ない学習時間でもスキルがつく
- 5G時代に向けて需要は増える
【動画編集のデメリット】
- 初期投資がかかる(ハイスペックPC+ソフト:20万円〜)
- 参入障壁が低いためレッドオーシャン化して単価が下がるリスクがある
- 動画編集スキルだけでは今後はやっていけない
【4つの基準による採点】
総合 |
★★★☆☆ |
作業量に依存することになるが、好きな人には悪くない副業。動画編集以外の企画力や提案力を活かせるか次第。 |
会社員のメリットを活かせる? |
★★☆☆☆ |
特に会社員であることが活きることは無い。専業の方が時間があって有利。 |
業界に将来性がある? |
★★★★☆ |
5Gに向けて需要は増えるがライバルが多くもなる。 |
スキルアップできる? |
★★☆☆☆ |
得られるスキルは限定的。営業スキルや交渉スキルUPに期待。 |
働き方のスタンスは? |
★★★★★ |
フロー型+成果型で、ほぼ在宅勤務で行う。 |
まとめ
以上、サラリーマンが在宅でも月5万円を稼げる副業の選び方とオススメ副業を説明しました。
副業の選び方)
- 【基準1】会社員のメリットを最大限に活かせるか?
- 【基準2】業界に将来性があるか?
- 【基準3】スキルアップできるか?
- 【基準4】働き方のスタンスが合うか?(フロー型・ストック型)
- 【基準5】継続することが苦痛ではないか?
オススメ副業5選)
- 【1位】オウンドメディア(ブログ・Youtube)
- 【2位】副業社員(副業プロ)
- 【3位】プログラミング
- 【4位】不動産投資
- 【5位】動画編集
副業を起点として…、
ー 起業・独立するのもよし。
ー 今の会社にコミットしてスキルを還元するもよし。
ー 副業をスキルや起業を活かして転職するもよし。
どの生き方を選択しても『個人で稼ぐ力』が、今後の社会を生き抜いていく上でより求められてくるでしょう。
お手軽に稼げる副業に飛びつくのではなく、将来を見据えて自分の成長につながる副業選びをしていきましょう!
【結論】
自身のオウンドメディア(ブログなど)持ちつつ…、
副業社員・プログラミング・不動産投資・動画編集 …etc と組合せてスキルや資産を蓄積していこう。
ではまた!