40代サラリーマン(会社員)こそ副業するべき4つの理由|始めないと後悔する!?

  • アラフォー・40代以降では副業始めるのは遅いかな…
  • 定年後も働ける起業に繋げたい
  • 40代の強みが活かせる副業に出会いたい!

副業から起業を目指す40代が、ネットや本で情報を探しても「失敗を前提とした若者向けの情報」「スキルにならないお小遣い稼ぎ」ばかりで自分に当てはまらないケースが多いです。

私は2015年の40歳から、サラリーマンに加え副業を始め、今ではブログ・不動産経営・Webプログラミングを中心に合わせて月200万円を実現しています。しかし、そこに至るまでの間、たくさんの遠回りをしてきました。

この記事では、本業+副業の両立をしつつ起業も狙う40代に向け失敗しない副業の選び方とジャンルを紹介します。

この記事を読めば、40代の強みを最大限に活かす副業を始めることができます。

 

40代サラリーマン(会社員)こそ副業するべき4つの理由

40代副業3

2018年の副業元年より、20代・30代をターゲットとした「1からキャリア形成のようなチャレンジ系」の副業情報が多くなっていると感じます。

しかし私のような40代にとっては、会社・家庭でも背負うものが大きいため、何度もゼロから構築していく方法は選択しづらいのです。

そのため、40代のサラリーマンが起業にも繋がる副業としては、失敗確率を下げるリスク対策をしながら慎重に進める必要があります。

副業(≒新しいビジネス)を始めるには、若ければ若いほど良いため、20代・30代が活発に副業に向けて動き始めています。
しかし、40代こそ副業を始めるべきなのです。理由には、次の4つがあります。

  • 【理由1】働き方改革を受け入れづらい
  • 【理由2】生活水準を下げることは難しい
  • 【理由3】転職の選択肢が少ない
  • 【理由4】定年を見据える世代になっている

 

他、40代サラリーマンには、次のような抱える悩み・不安もあるのではないでしょうか。
副業は「しないとやばい」ではなく、人生を更に価値あるものに高めるキッカケになるものです。

 

不屈のライオン

・今が収入のピークだろうな…、虚しい…
・このまま変わらずに年齢を重ねるだけで良いのか…
・会社に忠誠して忙殺されている今の自分って…

 

世代とは無関係な一般論としての「副業すべき理由」は次。詳細は、過去記事をご参考ください。
»関連記事|副業は個人も企業もメリットだらけ!デメリットへの解決策も解説!

  • 収入源が増える
  • スモールビジネスの経営体験ができる
  • 新しいスキルや経験が獲得できる
  • 本業のパフォーマンスも上がる
  • ローリスクで起業や転職の準備ができる

 

【理由1】働き方改革を受け入れづらい

日本政府が推奨する働き方改革により、昔のような猛烈に残業して稼ぐ文化は無なくなりつつあります。

ワークライフバランスが向上して一般的には良いことですが、100%会社にコミットしていた40代以上のサラリーマンには受け入れ難いことも多いのではないでしょうか。

「時間を持て余す」「残業代がなくなる」の側面をチャンスと捉えるか、過去を懐かしむかが大きなキャリアの分岐点となります。

 

不屈のライオン

会社仲間と徹夜残業していた頃も悪くなかった…

 

【理由2】生活水準を下げることは難しい

40代は働き盛り。年功序列で給料を上がることを前提とした生活をしていませんか?

一般的な40代は、なにかとお金がかかります。特に家族がいる家庭は、食費・娯楽費・教育費を見直してみてください。

将来の不安を解消する方法は、「自分を律しつつ家族も説得して謙虚な生活に切り替えるか」、「将来に繋がる副業するか」の二択です。

 

シンジ

最大の問題は、一度上げた生活水準を下げることは非常に難しい点。無理なら「収入を増やす」のみ。

 

【理由3】転職の選択肢が少ない

20代・30代との一番の大きな違いがこの転職の選択肢が少ない点です。

給料やスキルを上げるために転職しようにも、40代のあなたを受け入れる転職先は少ないことは受け入れましょう。

また、長年勤めた会社での人脈や生活スタンスを捨てることにも抵抗はあるはずです。

この事実を踏まえて、次の生き方から何を選ぶかを決めないといけません。

  • 【生き方1】今の会社にフルコミットする(減収を受け入れる)
  • 【生き方2】転職でキャリアアップして収入UPを狙う
  • 【生き方3】副業でキャリアアップして収入源を増やす

 

【理由4】定年を見据える世代になっている

まだまだ先だと思っていた定年も40代であれば見据えておくべき年代です。

積立投資や確定拠出年金などの資産運用も投資期間が短い分、大きな利益は期待できません。年金の不安もあります。

定年後の貯蓄と生き方について絶対に目を塞いではいけません!

事例1)
エンジニア会社で管理職をやっていたAさん。定年後は契約社員として同じ会社でエンジニアとして継続勤務。
【ピーク年収】1200万円 →【現在】350万円

事例2)
某大手企業で人事採用を担当していたBさん。定年後は悠々自適な念願の引退生活へ。ヒマに耐えきれずビル清掃のアルバイトを始める。
【ピーク年収】1000万円→【現在】110万円

事例3)
サラリーマン時代に独立起業した私の父。60歳を超える頃にじわじわと事業が成長。70歳を多忙を極めるも晩年まで働いて社会貢献できた喜びに浸りながら他界。
【60歳前】家族をギリ養える給料+ギリ黒字 →【70歳近辺】売上・利益が約10倍!?
※ 法人のため上記のようなざっくり表現

 

シンジ

生き方の満足度は人それぞれ!しかし、まだ今なら生き方を選べる!

 

40代サラリーマンは副業を有利に進められる!

有利な状況

40代以上のサラリーマンは副業を始めることは、若い世代に比べて有利な点も不利な点もあります。しかし、次に示す不利な点を回避しつつ有利な点を活かすことで、総じて「40代サラリーマンは副業を有利に進められる」と言えるでしょう。

 40代サラリーマンが副業に有利な点。

  • 【有利1】経験・スキルが豊富
  • 【有利2】お金の余裕がある
  • 【有利3】ビジネス交渉に有利になりやすい

 

一方、若い世代に比べて40代から副業を始める上で不利になる点もあります。

 40代サラリーマンが副業に不利な点。

  • 【不利1】気力・体力で無理すると危険
  • 【不利2】失敗しづらい
  • 【不利3】プライドが判断の邪魔をしがち

 

40代に有利な点を活かす

まず、スキルを最大限に活かせる資産を構築していける職種を選べます。(【有利1】

例えば、私には某ITメーカでエンジニアとして20年勤務(うち5年は管理職)の実績と、戸建7棟+駐車場1+テナント1の不動産運営の経験があり、次の選択幅が考えられます。これらを組み合わせて更なる新しいアイディアを出すことも可能です。

・知識・経験(IT業界、技術、仕事HACK)を情報発信しつつアフィリエイト
・プログラミング受託でスキルの幅を広げる
・更なる不動産投資

 

特にベテランのサラリーマンは、安定収入と貯蓄がある(【有利2】)ため、目先のお金を稼ぐことに焦らずじっくりと将来に繋がるビジネスの仕組み作りができる

また、ビジネス交渉の場面では、取引先の意思決定者は熟練のベテランであるケースが多い。その場合は、サラリーマンでの長年の経験と実績は信用になります【有利3】)。

 

シンジ

保有のスキルを活かす仕組み作りを進めると、本業へ還元にも繋がって一石二鳥!

 

40代では不利な点を回避する

40代は20代・30代と比べると守るべきものも多く、体力・気力的に無理もできない【不利1】)。失敗前提のチャレンジはしづらい【不利2】)現実があります。

そのため、失敗確率を極限まで下げることができるビジネスの仕組み作り(≒スキル・資産)形成が効くのです。

あとは長年、会社で培ってきたというプライドがあなたの判断を邪魔していませんか? 「プライド≒恥をかきたく無い」と思います。(【不利3】

 

不屈のライオン

・いい年してブログやYoutube!?顔出し無理!
・独立したい・夢を追うとかバレたく無い

 

こんな恥ずかしいと思う気持ちはさっさとドブに捨てて、挑戦回数を増やしましょう。

恥というのは非合理的な感情であり、恥を捨てられない人は一生同じ場所にいます。

 

40代サラリーマンの副業の選び方-6条件

ナンバー6
ナンバー6

40代サラリーマンが副業選びのする際のポイント(条件)は次のようです。

  • 【条件1】小さく始められる
  • 【条件2】定年後も続けられる(起業に繋がる)
  • 【条件3】スキルが磨ける
  • 【条件4】本業のじゃまにならない
  • 【条件5】ライフワークにできる
  • 【条件6】夢がある

 

【条件1】小さく始められる

いきなり大きな投資はせずに、まずは小さな投資から始めてください

不動産投資や株式投資など、どうしても元手がいる対象に対しては、「固く固く…とにかく固く」を意識して堅実に投資対象を選定してください。

次のような事例が副業で大きく投資してしまうパターンです。

  • 大きな在庫を抱える
  • 実店舗を出店する
  • 利回りの悪い収益物件に手を出す
  • 高額の情報商材に手を出す
  • 株やFXに大金を投入する

 

【条件2】定年後も続けられる(起業に繋がる)

目先のお金稼ぎに執着せず、「これだったら定年後も続けられる」という副業を選びましょう。

「起業を見据えて副業を選ぶ」という観点が有効です。
理由は、サラリーマン気質から抜け出せるから。

例えば、動画編集の仕事を受けるにしても、作業者の目線か起業者の目線かで全く効果が違います。

起業者の目線であれば、自然と次のような視点を持つことができるのです。

  • 市場調査や学習
  • 事業計画
  • 人脈づくり
  • マーケティング・営業などセールス行為
  • 会計・税務処理
  • IT環境など仕事環境のメンテナンス
  • 自己ブランディング

 

【条件3】スキルが磨ける

本業でも副業でも活きるスキル・経験が磨ける副業を選びましょう。

長年勤めてきた会社でのスキルを副業の新しい環境で経験することにより、また別の違った価値ある経験ができます

例えば、電子機器メーカーで働いた経験を活かし、ITガジェットの紹介をアフィリエイト(ブログ)の副業で行うことで、より市場の知識が洗練されます。

「副業を起動に乗せて早々に会社を辞めたい」という人も問題ありません。上記の例では市場知識だけでなく、Webマーケティングやライティングの汎用スキルも身につくためです。

 

【条件4】本業のじゃまにならない

本業での安定収入は副業サラリーマンにとって生命線です。

時間的・精神的に本業に影響が出ないような副業を選ばなくてはいけません。

例えば、UberEatsやビル清掃業などで時間と体力を浪費する副業は、サラリーマンにとって将来には結びつきづらいでしょう。

 

【条件5】ライフワークにできる

体力的に無理なく継続できるよう、ライフワークとして通常生活のルーティンに組み込める仕事を選びましょう。

そのためには、その副業に「情熱を注げるか?」がキーです。興味のない副業を忙しい毎日に組み込むことは修行でしかないからです。

「趣味じゃないし、仕事で好きなものなど無い!」と言う方は「苦痛にならない仕事」という観点で選べば良いでしょう。将来へのモチベーションがあって仕事と割り切れば、生活の一部に入れることは難しくありません。

 

【条件6】夢がある

最後は「大きく稼げる可能性がある夢のある副業をしよう」というWANT条件になります。

40代まで本業でサラリーマンをしているあなたには、安定収入という最強の盾(防御)があります。そのため副業では、チャレンジという名の剣(攻撃)で人生の価値を高める行動をしてみてはいかがでしょうか。

本業と副業のどちらも盾(防御)の戦略の場合は、いっそ副業せずに本業にフルコミットした方が効率が良い可能性もあります。

 

シンジ

給与収入という盾を持ち、チャレンジの剣で夢を負って闘うことが生きがいへと繋がる!

 

40代サラリーマンにオススメの副業5選

5つの項目-1

先の6条件から、40代のサラリーマンにオススメの副業をランキング形式で選考。

リスクを抑えて作業を日常生活にも組み込みやすい。将来的に稼げる期待値も大きい本当にオススメの副業です。

  1. オウンドメディア(ブログ・Youtube)
  2. 副業社員(※)
  3. プログラミング
  4. 不動産投資
  5. 動画編集

※ 副業社員とは、会社の委託契約のかたちで重要な戦力として働く「プロの助っ人」のこと。委託元の社員と同じような働き方をし、必要なときに必要なだけ重要なミッションを短期的に行う点で派遣社員やクラウドソーシングとは一線を画す。

副業の選び方とオススメ副業については次の過去記事が参考になります。(副業社員についても詳解)

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オススメ副業5選

 

理想は、ブログや不動産投資などで資産形成ができるようなストック型の副業です。成功前提で語るなら、資産はあなたの将来の下支えとして働かずとも収入を得られるため最強です。

しかし、本業の業種とは直接的にはかけ離れるケースも多いため、副業社員のようなフロー型の成果型でスキルを磨いていく選択肢もオススメしています。

【フロー型ビジネス】
即金性があり、やっただけ成果が出る短期的な収入。「時間給型」と「成果型」の2種類がある

フロー型+時間給型の例)サラリーマン・アルバイト ... etc ※給与所得になる職種
ストック型+成果型の例)プログラミング・動画編集・専門職(医者・弁護士) …etc

【ストック型ビジネス】
即金性がなく、不労所得に繋がるような継続的な収入。楽に稼げる仕組みを構築する。

ストック型の例)アフィリエイト(ブログ・Youtube)・不動産投資・株式投資・経営者 …etc

 

まとめ

以上、40代のサラリーマン向けに「副業すべき理由」と「副業選びの条件」を解説しました。

副業すべき理由)

  • 【理由1】働き方改革を受け入れづらい
  • 【理由2】生活水準を下げることは難しい
  • 【理由3】転職の選択肢が少ない
  • 【理由4】定年を見据える世代になっている

 

副業選びの条件)

  • 【条件1】小さく始められる
  • 【条件2】定年後も続けられる(起業に繋がる)
  • 【条件3】スキルが磨ける
  • 【条件4】本業のじゃまにならない
  • 【条件5】ライフワークにできる
  • 【条件6】夢がある

 

40代こそ副業すべきであり、実際に副業する際は20代・30代よりは有利に進められるでしょう。

そして、条件を満たすブログや不動産投資などのストック型の副業を選択して、儲かるビジネスの仕組みを構築していくことをオススメしました。

大げさではなく、副業はあなたの人生の生き方を変えます。40代のあなたが、定年までの貴重な時間を効果的に過ごせるように、この記事を書きました。

お役に立てたのであれば幸いです。

ではまた!

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