「フリーランスは会社員の年収2倍が必要」の噂を比較検証【結論:1.32倍でOK】

  • 「フリーランスは会社員の年収2倍が必要」と聞くけど本当?
  • フリーランスエンジニアになったら最低いくら稼ぐべき?
  • 会社員の頃よりも年収を上げる方法は?

フリーランスを目指すエンジニアの中には「会社員の年収2倍が必要」の言葉に惑わされ、挫折してしまう人が一定数います。

私は本業のエンジニア業に加え、副業でブログ・Web開発・不動産など複数の収入を確立している個人事業主です。エンジニア視点と管理職の採用視点の計20年間の経験値から、フリーランスエンジニア業界を徹底分析します。

そこでこの記事では、「フリーランスは会社員の年収2倍が必要」の真意について解説し、実際に「稼ぐべき年収」「稼ぎ方」についても言及します。

この記事を読めば、「2倍の年収を稼ぐなんて無理!」とフリーランス転身を諦めかけた人が、安心してその第一歩を踏み出すことができます。

 

「フリーランスは会社員の年収2倍が必要」って本当?

『フリーランスは会社員の年収2倍が必要』って本当?

「フリーランスは会社員の年収2倍が必要」と言われている理由として、会社員の年収額には含まれていない「裏で会社が負担している7項目」があるためです。

ただしこれは「フリーランスは全て自腹」という解釈の元、「会社員だったらプラスXX%の会社負担分があるので、フリーランスはその分も稼がないといけない」というものです。

しかし、いくつかの項目は比べるべきものではなかったりするため、本記事では一つづつ解説して真実を紐解きたいと思います。

 

【結論】フリーランスエンジニアは会社員の約1.32稼げばOK

【結論】
フリーランスエンジニアは、会社員時代の年収の約1.32倍以上を稼げばOK。
(年収792万円がボーダーライン)

 

正社員ITエンジニアの平均年収が約600万円のため、その1.32倍である年収792万円がボーダーラインとなります。

「裏で会社が負担している」とされている項目が次の表です。この負担額を合計すると年収の99%となるため、年収の2倍は稼ぐ必要があるとよく言われるのです。

これらの内訳のうち、フリーランスの主張としての真実か否かをまとめています。

 会社負担とされる一般論に対する考察

「会社負担」の一般論(会社員年収の上乗せ比率)

フリーランスの主張

真実

①有給休暇

有給休暇分である年収の10%は、会社が負担しているはずだ。

固定給内で休暇はあるので会社員と同じ。

②残業・休日出勤の手当

手当分である年収の15%は、会社が負担しているはずだ。(月25hの残業想定)

超過料金はあるので、会社員と同じ。

③退職金

年収換算すると、12%は会社が負担している。(勤続35年で退職金2000万円の想定)

フリーランスは無し。

④社会保険料(法定福利)

年収の30%を占める社会保険料うち約半額(15%)は、会社が負担している。

フリーランスは全額負担。

⑤福利厚生費(法定外福利)

年収の5%を占める法定外福利の全ては、会社が負担している。

フリーランスは全額負担。

⑥経費

経費分の10%は、会社が負担しているはずだ。

経費が使える利点がある。一長一短で比較対象外。

⑦未収入のブランク期間

ブランク期間があるリスク相当の年収の30%程度は、会社が負担しているはずだ。

対策ができるし並走も可能。一長一短で比較対象外。

 

尚、この数値は「年金・保険をどこまで手厚くするか」「リスクをどう考えるか」などによって個人差があります。参考程度に考えてください。

 

上記の表より、フリーランスが会社員よりも稼ぐべき項目が、③④⑤(○項目で合計34%)であるため「会社員の1.32倍稼げばOK」となります。

 

シンジ

フリーランスは「福利厚生(④⑤の合計20%分)」と「退職金(③の12%)」が無いので、会社員よりも1.32倍稼がないといけない!

 

フリーランスと会社員を年収だけで比較してはダメ

フリーランスと会社員には、年収以外にも次のような多くの違いがあるため、年収だけで比較するのは良くありません。

年収以外の全ての項目を比較検討し、フリーランスになるか否かを判断すべきです。

 

 会社員とフリーランスの違い一覧

会社員

フリーランス

契約のスタイル

雇用契約。

業務委託契約。

社会的地位

会社員(従業員)。

個人事業主。

働き方

一般的には、平日の日中の週5日出勤で固定。
エンジニア業務だけに注力できる。

フリー。現場常駐のスタイルの場合は会社員と同等。
エンジニア業務だけではなくバックオフィスも必要。

休暇制度

有給休暇や特別休暇など。

休んでもお金がもらえることは無い。
(健康状態が収入に直結する)

仕事の選択

会社の指示に従う。

案件を選べるが自らの営業が必要。

収入

給与で固定給。良くも悪くも安定している。
一番多い年収層は500~600万円。

委託契約に紐づく報酬制。受注次第で不安定だが上限もない。
一番多い年収層は600~700万円。

税金の処理

源泉徴収制度(給料から天引)。自分の裁量で経費は使えない。

確定申告(自分で納税)。自分の裁量で経費が使える。

社会保障

★は会社が半額負担。
医療保険:健康保険★。
年金保険:国民年金+厚生年金★。
雇用保険/労災保険/失業保険:あり。

全額自己負担。
医療保険:国民健康保険。
年金保険:国民年金。
雇用保険/労災保険/失業保険:無し。

福利厚生

慶弔見舞金・家賃補助・食事補助・教育支援・育児/介護支援・健康診断 ...etc 会社によって手厚いフォローがある。

全額自己負担。

休日の過ごし方

一般的に土日祝日だけフリー。

平日・休日に何をするかも全てフリー。常に勉強や仕事をしている人が多い。

信用

一般的に高い。

一般的には会社員よりは低い。

 

エンジニアの会社員とフリーランスの違いについては、次の記事で詳しく解説しています。

関連記事

フリーランスエンジニアとして自立できるか不安だな… フリーランスと会社員は何が違う?メリット・デメリットを教えて! 未経験でもフリーランスエンジニアになれるかな…? 「フリーランスは自由で高単価でパラダイス!」と安[…]

free-eng-merit-title

 

「フリーランス vs 会社員」の違いからフリーランスのデメリットを見て、「フリーランスはやめとけ!」と言われることがよくあります。基本的には会社員推奨派の意見は全無視でOKです。詳しくは次の記事を参考にしてください。

関連記事

フリーランスは「やめとけ」と「おすすめ」の意見を聞くけど、どっちが正しい? 何で「フリーランスエンジニアはやめとけ!」と言われるの? フリーランスエンジニアに向いている人の特徴は? 「フリーランスはやめとけ!」の会[…]

Fはやめとけ!全無視でOK-TOP

 

フリーランスにはない会社負担の7つの費用

フリーランスにはない会社負担の7つの費用 2

前述の「フリーランスは会社員の年収2倍が必要」と言われる7項目のうち、多くが比較対象外であるため、理由も含めて説明します。

 

 フリーランスにはない会社が負担している費用

  • 【会社負担①】有給休暇
  • 【会社負担②】残業・休日出勤の手当
  • 【会社負担③】退職金
  • 【会社負担④】社会保険料(法定福利)
  • 【会社負担⑤】福利厚生費(法定外福利)
  • 【会社負担⑥】経費
  • 【会社負担⑦】未収入のブランク期間

 

【会社負担①】有給休暇

有給休暇を約20日+α・週休2日の会社であれば、ざっくりと年収の約10%は上乗せで会社が負担していると同じという考え方です。

「フリーランスは有給休暇が無いから、その分は稼がないといけないでしょ」という考えからきています。

 

【フリーランスの主張】
多くのフリーランスエンジニアは準委任契約で働くため、一般的に最低稼働が140〜150hです。その最低稼働さえしていれば減給なく月1〜2回は休めます
つまり会社員と条件は同等になるため、年収比較の対象外でしょう。

 

不屈のライオン

むしろ請負契約の場合では、成果へのスピード次第では同額で会社員より多く休めるぞ。

 

 【会社負担②】残業・休日出勤の手当

月25時間の残業や休日出勤があると仮定した場合、最低の月稼働時間を160hで換算すると、残業代が出る会社であれば約15%の手当を負担してくれます。

 

【フリーランスの主張】
多くのフリーランスエンジニアは準委任契約で働くため、一般的に最大稼働が180h〜200hです。それを超えると超過料金が支払われることが多いです。
つまり会社員と条件は同等になるため、年収比較の対象外でしょう。

 

シンジ

そもそも今どき、フルで残業代が出る会社も少ないですし、残業押しのブラックな会社で働くこと自体が問題
フリーランスも会社員も残業なしの前提で比較すべきでしょう。

 

【会社負担③】退職金

当然、会社に属さないフリーランスに退職金はありません。

会社員が定年時に受け取る退職金を2000万円と仮定すると、35年勤務では70万円/年をもらえる想定です。年収600万円の場合では、実質的に会社が年収の約12%を上乗せで負担しています。

 

【フリーランスの主張】
フリーランスに退職金は無いため、退職金相当の積立金は自己負担として、会社員より12%は多めに年収を見積もる必要があります。
しかし、「iDeCo」や「小規模企業共済」のようなフリーランス特有の年金対策で不足を補うことは可能です。

 

【補足】

 iDeCo(個人型確定拠出年金)とは?
iDeCoは、自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産を形成する年金制度です。掛金を60歳になるまで拠出し、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができます。
掛金、運用益、そして給付を受け取るときに、税制上の優遇措置があります。
» iDeCo公式サイト

 小規模企業共済とは?
個人事業主が自分で自分のお金を積み立てて、事業をやめる時に受け取れる制度です。銀行よりも金利が高く、掛金が控除対象となります。
» 中小機構の公式サイト

 

【会社負担④】社会保険料(法定福利)

フリーランスの社会保険料が全額負担の一方で、会社員は半分を会社が負担してくれます。

実際の社会保険料は会社員年収の約30%程度であるため、フリーランスに比べて会社員はその半分の約15%は会社が負担しています。ちなみに、会社員は厚生年金の半額も会社が負担してくれます。

 

【フリーランスの主張】
上記の理由により、社会保険料の負担分として、会社員よりは15%程度は多めに年収を見積もる必要があります。
労災保険や厚生年金保険 ...etc もフリーランスには無いので、手厚い保険が必要な人はその分も更に10%程度見積もる必要もあります。

 

【補足】

 法定福利
社会保険(雇用保険、健康保険、介護保険、労災保険、厚生年金保険)と子ども・子育て拠出金が該当。
企業が従業員に対して費用負担することを義務付けられている社会保障制度のこと。

 法定外福利
(自社提供による)
住宅手当/家賃補助・家族手当・健康診断・慶弔金・財形貯蓄制度・教育支援・文化/体育/レクリエーション ...etc 会社特有の制度。
(外部サービスによる)
スポーツジム/レジャーの利用割引・育児/介護・エンタメ・オフィス設備・社員食堂 ...etc 会社が外部サービスと連携して社員に提供しているサービス。

 

【会社負担⑤】福利厚生費(法定外福利)

フリーランスには、多くの会社が制度化している福利厚生がありません。一方、会社員の場合は、慶弔見舞金・家賃補助・食事補助・教育支援・育児/介護支援・健康診断 ...etc 会社によって手厚いフォローがあります。

次のデータは、企業が従業員1人に対して支払っている福利厚生費の内訳です。法定福利はほぼ前述の「④社会保険料」となるため除外すると、法定外福利の分(約2.5万円)として、会社が年収(年収600万円と仮定)の約5%程度は負担しています。

企業が従業員1人に支払っている福利厚生費の内訳(合計:113,557円/月)
・法定福利費:88,188円/月
・法定外福利費:25,369円/月

» 参考|経団連 第63回福利厚生費調査結果報告(2018年4月~2019年3月)

 

【フリーランスの主張】
上記の理由により、法定外福利の負担分として、会社員よりは5%程度は多めに年収を見積もる必要があります。

 

フリーランスの法定外福利を補完するサービスついては、次の記事で紹介しています。

関連記事

フリーランスは仕事の事故や納品トラブルの賠償リスクをどうしている? フリーランスはケガや病気で稼げなくなったら人生終了…!? ITフリーランスが使えるおすすめの福利厚生サービスを教えて! フリーのITエンジニアが順[…]

 

【会社負担⑥】経費

会社員であれば、PC・オフィス賃料・光熱費 ...etc 作業環境にかかる費用は、会社が負担してくれます。

さらに会社員であれば、年末の源泉徴収だけで確定申告は済みますが、フリーランスは全て自力です。フリーランスによっては、税理士に依頼する人もいます。

そういった「経費」や「間接労働費(エンジニアの仕事以外の労働費)」も含め、会社は給料の10%程度を負担しているという考えもあります。

 

【フリーランスの主張】
フリーランスエンジニアの多くは常駐型で働くので、PCなどの開発環境も顧客支給である場合が多いです。
そしてフリーランスには、会社員では使えない経費計上で節税対策もできるため、経費に関しては必ずしも会社員が有利とも言えません。
一長一短のため年収比較の対象外でしょう。

 

【会社負担⑦】未収入のブランク期間

フリーランスは会社員と違い、仕事がない期間(ブランク期間)のリスクを考慮する必要があります。

言い換えると、「会社がブランク期間が発生するリスクを負担している」と言えます。

フリーランスが3ヶ月単位の契約を1ヶ月で探すと仮定すると、年間で30%はブランク期間となるため、会社員が未収入のブランク期間のリスクになる年収の30%分を負担しているという考えもあります。

 

【フリーランスの主張】
フリーランスエージェントを活用すれば、契約終了前から別の案件探しをしてもらえるため、ブランク期間が発生するリスクは大幅に下げられます。
会社員は時間労働ですが、フリーランスで成果主義の案件の場合は同時並走(複業)ができ、むしろプラスに転じることもあります。
一長一短のため年収比較の対象外でしょう。

 

フリーランスエージェントを活用するメリット・デメリットは、次の記事で解説しています。

関連記事

フリーランスエージェントとは何? フリーランスエージェントは使うべき?マージン料が取られるって聞いたけど…。 自分にとって必要かを知りたいからエージェントを使うメリット・デメリットを教えて! エージェントを介さずに[…]

f-agent-merit-title

 

フリーランスが年収を更に上げる方法

フリーランスが年収を更に上げる方法

前述のとおり、会社員時代と同レベルの稼ぎをフリーランスで得たいのであれば「会社員時代の年収1.32倍」を目指しましょう。

更に将来的に起業も視野に入れるのであれば、「会社員時代の年収2倍」は目指したいところです。

 

まずは、売上を上げてコストを下げる「単価 x 稼働率 - コスト」を考えていきましょう。

  • 単価を上げる
  • 稼働を上げる
  • コストを下げる

 

【補足】 会社員時代の年収の1.32倍を達成するだけなら割とカンタン

フリーランスエンジニアが「今の年収の2倍を稼ぐ」となるとそれなりの覚悟が必要ですが、会社員時代と同レベルを稼ぐことは、わりとカンタンです。

それはフリーランスになるだけで、会社を介す場合と異なり商流が浅くなり、年収が勝手に上がるためです。
平均年収で見ると、フリーランスエンジニアは700〜1000万円で、会社員は500〜600万円なので、フリーランスになるだけで「会社員時代の年収の1.32倍」は達成しています。

 

単価を上げる

まず「単価 x 稼働率 - コスト」の単純式の中でも、単価を上げることが何よりも一番大切です。

単価を上げるには、次のような様々な方法があるため、自身に合うやり方を見つけていきましょう。

 

 フリーランスエンジニアが単価を上げる方法

  • 【方法1】流行言語をターゲットに習得する
  • 【方法2】PM/PLや上流工程の仕事を経験する
  • 【方法3】フルスタックエンジニアを目指す
  • 【方法4】面接対策を行う
  • 【方法5】スキルシートを作り込む
  • 【方法6】単価交渉を行う

 

まずは次の記事を読んで、自身の目指すエンジニアの単価相場を知るところから始めましょう

関連記事

フリーランスエンジニアの単価相場ってどれくらい? 職種や年齢によって単価相場は変わる? 稼げるプログラミング言語は? フリーランスエンジニアの単価相場も知らずに闇雲に案件探ししていませんか? それでは、自分の[…]

エンジニア単価TOP

 

稼働率を上げる

次に「単価 x 稼働率 - コスト」の考え方より、稼働率を上げることで年収UPが狙えますが、あまりおすすめしません

理由は、稼働を上げすぎると体力の消耗戦になってしまい、逆にスキルアップに必要な自己啓発する時間を奪ってしまうためです。

 

むしろ次のような、稼働の最適化をした方が単価を上げることに繋がり、結果として年収が上がります。

  • 1つの案件では、契約以上の時間を浪費しない
  • リモートワークを活用して無駄を無くす
  • 自己成長を目的とした複数案件の並走をする
  • 案件選びをエージェントに相談して効率化する

 

単身で案件探しをしていると、エンジニア業と営業でひたすら労働を繰り返す状況に陥りがちです。フリーランスエージェントを活用して効果的に案件を見つけていくことをおすすめします。

関連記事

フリーランスエージェントの種類が多すぎて選べない 各エージェントの特徴を数値比較できるようにしてくれ! そもそもフリーランスの案件探しにエージェントは必要? ITエンジニアがエージェント選びを間違えると「単調かつ激[…]

freelance-agent-best

 

効率よく稼働していくために、常駐案件の他にもリモート案件の複業を織り交ぜながら仕事をすると、年収が上がる以外にも多種類の仕事に触れることができてスキルアップにも繋がります

 

 

コストを下げる

最後に「単価 x 稼働率 - コスト」の単純式から、コストを下げることも考えましょう。

ただ、「浪費になるような過剰なコスト」であれば見直すべきですが、PCやツールなどの「必要な開発コスト」までケチって作業効率が落ちてしまっては本末転倒です。

そもそもエンジニアは、自分の腕だけで食べていく職種なので、コストはあまりかかりません。

可能な限りコストを見直すというスタンスで問題ありません。

 

まとめ

まとめ

「フリーランスは会社員の年収2倍が必要」の真意と「稼ぐべき年収」と「稼ぎ方」について解説してきました。

 

【結論】
フリーランスエンジニアは、会社員時代の年収の約1.32倍以上を稼げばOK。
(年収792万円がボーダーライン)

 

フリーランスにはない会社が負担している費用には次の7項目があるが、実際にフリーランスが負担しなければならない年収の差分は「福利厚生(④⑤の合計20%分)」と「退職金(③の12%)」の会社員年収の32%の分です。

 

  • 【会社負担①】有給休暇
  • 【会社負担②】残業・休日出勤の手当
  • 【会社負担③】退職金
  • 【会社負担④】社会保険料(法定福利)
  • 【会社負担⑤】福利厚生費(法定外福利)
  • 【会社負担⑥】経費
  • 【会社負担⑦】未収入のブランク期間

 

「会社員の年収2倍が必要」に過剰に恐れ、フリーランスになることを諦めなくても良いことはおわかりいただけたと思います。

かと言って、「フリーランスエンジニアは給料が良い」という事実の裏に隠された「考慮すべき費用」の認識を持つことが重要です。

 

これらを認識した上で「フリーランスとして独立したい」と思った人は、次の記事を参考にしながら会社員のうちに準備を進めていくことをおすすめします。

関連記事

エンジニアがフリーランス独立するには何を準備したら良い? フリーランスになる前に必要なスキルや手続きを具体的に教えて! このまま勢いで会社を辞めてしまって後悔しないかな… 十分な心構えや準備もなく、「フリーランスエ[…]

フリーランスエンジニア独立・開業の12の準備-タイトル

 

フリーランス独立して稼げるようになっても、年齢とともに稼げなくなる事実に背を向けてはいけません。フリーランスエンジニアしての末路が心配な方は次の記事を参考にしてみてください。

関連記事

なぜ「フリーランスエンジニアの末路は闇」と言われるの? フリーランスエンジニアの末路がハッピーになった人のことを教えて! 結局、フリーランスになるのは諦めて会社員で居続ける方が安泰? 「フリーランスエンジニアの末路[…]

フリーランスエンジニアの末路が闇になる3パターン|TOP

 

以上、このブログでは、このように「会社員エンジニアがフリーランス独立して自力でお金を稼げるようになるまで」の役立つ情報を発信し続けていきます。

ではまた!

年収2倍-TOP
最新情報の確認ができます